イキウメの金輪町コレクション

(3.29updated)

 

ご来場、ご視聴、ご参加ありがとうございました。

 

イキウメ作品の舞台となる「金輪町(KONRIN-CHO)」。
作品の記憶をたどって、この奇妙な町を調査と研究。
短篇・長編の一部・落語の11作品で切り取り、WEBと上演、配信併せて展開しました。

2021年2月4日- 21日、東京芸術劇場 シアターウエストで、甲・乙・丙3プログラム連続公演「イキウメの金輪町コレクション」、
3月22日-28日、Streaming+でアーカイブ配信しました。
 

甲プログラム(125分)

『箱詰め男』
死を目前にした脳科学者は、体を捨て、自分の脳をデータ化してコンピューターに移し替えた。
記憶と意識だけの存在となり、箱に収まった男はどんな夢を見るのか。
「私は紛れもなく、私である」
▶男が収まったのは、町の伝統工芸、金輪木象嵌の特注品。
(江口の地図No.03)

 

『やさしい人の業火な「懐石」』
刑期を終え、出所したばかりの青年は道すがら、見知らぬ男たちに暴行される。
通りかかった夫婦は、傷付いた青年を連れ帰り手当てした。
夫婦の善意に、青年は首をかしげる。
「僕、人殺しかもしれませんよ」
▶灰塚緑地、通称目玉公園で、夫婦は青年を拾った。
(江口の地図No.10)

 

『いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ』
男は万引きのプロフェッショナル。
必要なモノしか盗らず、換金目的の万引きは決してしない狩猟採集民だ。
出会った女は懸賞のプロフェッショナル。
「お前に美学を感じる。俺と付き合え」
▶万引き達の主戦場は、かわいそうなスーパーコタヤ。
(江口の地図No.50)

 

乙プログラム(105分)

『輪廻TM』
ある寺に棲みついた男たちは、夜な夜な地下室で秘密の実験を繰り返していた。
終に完成したその装置で、彼らは時空を超えて虫になる。
「輪廻の終わりをのぞいでみよう」
▶廃寺となった閻魔堂に、男たちは住む。
(江口の地図No.52)

 

『ゴッド・セーブ・ザ・クイーン』
投身自殺寸前の女の前に現れた二人組。
自殺を止める気はなさそうだ。
「どうせ死ぬなら体と記憶、そして残った寿命を回収したい。どうかご協力を」
▶コートニューヤマダは、建物全体事故物件。
(江口の地図No.39)

 

『許さない十字路』(「片鱗」より)
▶「ゆるさない」が残響する呪われた十字路は、いつしかこう呼ばれるように。
(江口の地図No.33)

 

『賽の河原で踊りまくる「亡霊」』乙バージョン
賽の河原で働く鬼は、最近腰が悪い。
愛用の金棒は重いので、チタン製のゴルフクラブを購入。
豪快に亡者の積み石を弾き飛ばす。
積んでは崩す、その不毛なゲームに終わりはあるのか。
「考えるな、感じろ」
▶史跡、骨壷橋では子供のお骨が多く出土。賽の河原と結びついた。縁日には亡者踊りが催されます。
(江口の地図No.20)

 

丙プログラム・節分祭(120分)

■コント(作 安井順平)『インタビュー(「CO.JP」より)』
▶節分祭のイベントコーナーでは、金輪町役場地域課がコントに挑戦。
(江口の地図No.20)

 

■弁明
▶金輪町ミステリーツアーへの苦情に対し、主宰の二人が弁明します。
(江口の地図No.30、41)

 

■落語『高速ジジババ』(「生きてる時間」より)
リタイアした老夫婦のもとに、保険のセールスマンが訪れる。
富裕層向けの特別な商品があるらしい。寿命が伸びるというそのサービスとは。
「時間、売ります」
▶落語家が語るのは、金輪銀座周辺で一日だけ目撃された謎の老夫婦。
(江口の地図No.32)

 

■奉納劇『賽の河原で踊りまくる「亡霊」』丙バージョン
▶節分祭の締めくくりは、鬼の交代を告げる奉納劇。
どこに奉納するかって?
もちろん大岩様(金輪寺)に決まっております。
(江口の地図No.20, 4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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